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Nadir Gullu | ナーディル・ギュル

1843年創業。トルコ・イスタンブール発、”バクラヴァの王様”と称されるバクラヴァの有名老舗店

About "Nadir Gullu" | ナーディル・ギュルとは

1843年創業。トルコでは有名かつ歴史と地位のある、イスタンブールに一店舗しかない言わずも知れたバクラヴァの老舗ブランド。

現在創業家5代目のナーディル・ギュル氏が同ブランドの会長を、6代目ムラット・ギュル氏が社長を務めており、

ギュル家は代々トルコの伝統、価値観、歴史を世代から世代へと受け継ぎ、一度味わったら忘れられない特別なバクラヴァを提供し続け、世界の架け橋になることに尽力し続けています。

※「ナーディル・ギュル」は、「Karaköy Güllüoğlu(カラキョイ・ギュルオール)」の海外展開ブランド名となり、提供しているバクラヴァは全く同じ商品となります。

What is "Baklava"? | バクラヴァとは?

薄いパイ生地を手作業で幾層にも重ね、砕いたピスタチオやくるみをたっぷり挟み焼き上げ、甘いシロップをかけて仕上げたトルコの伝統菓子。


<バクラヴァの歴史>

「バクラヴァ」は、味と文化の大使として 1,000 年以上トルコの食文化の象徴とされてきました。中東、東地中海、バルカン半島、コーカサスのほとんどは、歴史上オスマン帝国に含まれているため、トルコ人だけでなく、アラブ人、ユダヤ人、ギリシャ人、ブルガリア人、アルメニア人は、今もなお「バクラヴァ」を伝統的なデザートとしています。


トルコ・イスタンブールの世界遺産でもある、オスマン帝国の君主が居住していたトプカプ宮殿の15 世紀の宮廷料理本には「バクラヴァ」のレシピが含まれていたことが知られています。当時「バクラヴァ」は、主に宮殿内や、宴会、祝祭でふるまわれていたとの記録もあり、18 世紀後半には、マリー・アントワネット王妃の元菓子職人であったギヨーム氏が、現在の典型的な形であるドーム型のバクラヴァを、オスマン帝国の宮殿料理として作ったとされています。


2013 年 8 月 8 日には欧州連合委員会によって「バクラヴァ」はトルコのデザートとして登録されました。「バクラヴァ」という唯一無二の味わい深いスイーツは、時代を越えて多くの人々に愛されながら、感動を与え続けるトルコの食文化の大使として今後もその使命を果たしていくでしょう。


<現地でのバクラヴァの楽しみ方>

バクラヴァと他のトルコのデザートとの違いは、いつでもどんな時で楽しめるというところ。

バクラヴァを朝一番に食べる方もいれば、寝る前の最後のおやつとして楽しむ方も。またお弁当の代わり、日中のおやつ、食後のデザートとしてもお召し上がりいただけます。また冠婚葬祭のシーンとしてはもちろん「バクラヴァトレイを賭けよう!」という言葉もトルコではあります。そのように、バクラヴァはいつでもどこでも食べられるスイーツとして愛されています。

トルコ人にとってバクラヴァと一緒に最も好まれる飲み物は紅茶ですが、レモネードとコーヒーもバクラヴァのお供として人気があります。



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